――今回「えとたま女子大学」浪人生の村川さんに来ていただいたのですが、
村川さんから何か質問はありますか？

村川 : えっと、えっと、えっと（焦）、、、

渕上 : 落ちついて。

村川 : お、お時間大丈夫ですか？自分は時間だけはいっぱいあるので大丈夫なのですが、、

渕上 : 大丈夫、大丈夫。

村川 : そ、それではりんごとみかんだったらどっちが好きですか？

渕上 : みかんかしら。なんでかわかる？

村川 : 普通のみかんとは違うんですか？

渕上 : みかんはね、剥いても剥いても出てこないの。

――え？出ますよね？みかんは一瞬で出てきますよね？

村川 : 出てこないんですか？

渕上 : よく考えて。りんごは皮を「シャッ」て剥けば終わりじゃない？
だけどみかんは一皮剥いて、白いモヤモヤが出てきて、それを取るか取らないかで悩む。
付いたままでも食べられるけど、付いたままの味と取った時の味はまた違う。

村川 : べ、勉強になります！

渕上 : 「あーしたらこうだな」色々なパターンを計算しておくというのが先へ進むための秘訣かしらね。

村川 : あーしたらこう！（メモる）ふ、深いです！

渕上 : えっと、村川さんでしたっけ？

村川 : は、はい！村川です。

渕上 : あなたはみかんとりんごどちらが好きなの？

村川 : じ、自分はりんごかなって思っていたんですけど、、、

渕上 : それはなんで？

村川 : あ、安直すぎて言うのが恥ずかしんですけど、
赤いし「カシュッ、カシュッ」とした食感がたまらないから、、、です。

渕上 : その「カシュッ、カシュッ」から何を想像するか？
そこを考えられるよになったらあなたも社長ね。

村川 : 社長まで！？
勉強になります！
「カシュッ、カシュッ」の先を考えられると自分も社長になれる可能性があるんですね。
勉強になるなー。
あ、あと今気になっていることを聞いてもいいですか？

渕上 : どうぞ。

村川 : 渕上さんにとって社長とは？

――質問が雑ですね。

渕上 : 社長とは！『リセットと作ることの繰り返し』

村川 : 名言！さすがだな～。

渕上 : リセットしては新しいものを作り上げ作り上げたものをまた壊すということもまた社長の役割。
そこからまた新しいものが生まれる。それが社長の役割かしらね。

村川 : なるほど、破壊と作るを繰り返す、、、

渕上 : 破壊じゃないわ！『リセット』。言葉の響きよね『リセット』。

村川 : 渕上さんはリセットに重きを置いているのですか？

渕上 : そうね、どちらかというとリセットね。

村川 : なるほどな。クリエイティブのためのリセットか～。（メモる）

――村川さん聞きたいことは聞けましたか？

村川 : はい、感動して涙が出てきました。

渕上 : ぜひうちの会社で働いてくれることを楽しみにしているわ。

村川 : あ、ありがとうございます！じ、自分のような浪人生に温かいお言葉をいただいｔ、、、

――あ、時間ないんで、全国の浪人生に向けて応援のメッセージをお願いします。

渕上 : やはり浪人生というのは希望に満ちあふれている、、、

――いや逆だと思います！今彼ら絶望の縁だと思います。

渕上 : そう思っているだけよ。浪人生というポジションは希望に満ち溢れている。その絶望をリセットして！

――なるほど！思い込みだったのかもしれませんね。

渕上 : もうどうにでもなれですから、浪人生は。

――結構酷いこと言ってますけど大丈夫ですか？

渕上 : なんでもできるのよ。勉強を頑張るのもよし。勉強を止めて違うものを目指すのもよし。
そうやって希望を高めて時間のあるうちに色々考えてください。
そしてたくさん失敗をしてください。それが良い社長になれる秘訣です。

――良いお言葉ですね！良い失敗を全部リセットして希望に変える。リセットですね結局は！
それでは村川さんからも同志たちに向けて慰め合いの言葉でも何でも良いので一言。

村川 : じ、自分から、ど、同士へですか！？

――はい。

村川 : 浪人生という身分でありながら、第一線で活躍をされている渕上さんと
こんな対談をさせていただけるなんて、めったいないことで幸せの極みです。
渕上さんの会社を第一志望に頑張らせていただきたいと思います。
人生の中で貴重な時間となりました。ありがとうございます！

渕上 : いいのよいつでも来て！（村川さんと握手）

――それでは今回のインタビューはここまでとなります。お疲れ様でした！

渕上・村川 : お疲れ様でした！